長男出産②

長男は予定日より5日早く生まれました。

兆候としてあったのは

 

・前駆陣痛

 

 

のみ!!

 

 

よく、お産が近づくとお腹が下がるって聞きますが、長女の時もこれは全くなく、長男の時は、「あれ?下がった?」って思っても、また上がるんです!!笑

これは本当に胎動の位置が変わるからはっきりわかりました!

で、結局産まれた日直前は、上がってました 笑

 

それと、胎動が少なくなるって言うのも聞きますよねー

これは全く私には当てはまりませんでした。

お産の時はさすがに胎動感じてる余裕は無かったけど、少なくとも直前まで動いてました。

そして、お産が近づくと、下に下に潜ってくるような感覚はありました。ただそれはほんとに本陣痛の最初の数時間だけですが。

 

ただ前駆陣痛はほんとに陣痛が始まったかと思うくらい痛くて、寝不足になりました!

初めて前駆陣痛来た時は、母を起こしましたもん 笑

 

でも、出血が始まらないとまだまだだと思っていたので、痛みに耐えているうちに寝てました 笑

 

それが1週間ほど続いたある日…。

 

その日は仲秋の名月の翌日。満月の日でした。(その年は仲秋の名月の日の翌日が満月だったんです。仲秋の名月は暦の上のカウントなんで、満月どズレることは多いそう。)

 

夜9時前には長女を寝かしつけ、自分もそのまま寝落ちしていました。

そして1時間が過ぎた頃、また前駆陣痛が。

この頃、前駆陣痛が毎日のことだったので、「またかー。」と思いつつ、横向きに丸まり痛みに耐える体勢に。

 

1時間経ってもおさまらない痛みに、「ちょっと間隔計ってみよう…」と思い立ち、アプリ起動。

10分間隔で来てる感じ。その時、「ん?」と思いトイレに行くと出血確認。

産院まで10分で着くし、破水もしてないし、とのんびりのんびり準備し、11時45分頃家を出ました。

 

途中、コンビニに寄って旦那の食料や私の水を買い込み、病院に着いたのが12時過ぎ。

陣痛が来てる時は動けないくらいの痛み。間隔は五分くらいになってた?

 

だけど、経験からこの痛みはまだまだ序の口であることを知っている…

 

病院で診察台に上がり見てもらうと、「6センチ開いてるねー」

「え?!そんなに?!」

「経産婦さんだから、もう病室じゃなくて、分娩室にいようかー」

(今回の産院は陣痛室と分娩室が一緒になってて、移動が無かったので良かったです。)

「やったー!」

 

分娩室に移動し、分娩着に着替え、ソファーでいきみ逃しを数回。

 

「結構間隔狭いね。3分くらいだね。ちょっと診察しようか。」

と分娩台で診察。

 

「あ、もう開いてる。」

 

なんと、移動している間に全開。

この時まだ12時半くらい。

 

そこから看護師さんがもう1人増え、分娩準備をバタバタ始める。

 

が!!

やはり微弱陣痛体質。

起きてると陣痛来るんだけど、分娩台に上がると陣痛がこない!!笑

 

そしてやっぱり破水しない…。

 

看護師さんも、「破水すると一気に進むんだけどねー。赤ちゃん、恥ずかしがり屋なのかなー?」

 

 

結局3時間ほど待つも破水はぜず…

看護師さん2人がかりで幕を破こうとするけど、破れず…

ついにハサミで✂️チョキン。

 

生暖かい水が出てきて、少し陣痛もつくけど、全然いきみ感がない。

 

陣痛の時いきんでって言われるけど、いきみ感がないからうまくいきめないし、いきむ方向がつかめない!!

 

そのまま1時間が経過し、このままじゃ赤ちゃんが苦しいからってことで、またもや促進剤。

 

だけどやっぱり弱い。

その時、長女の時のベテラン助産師さんの言葉を思い出したんです。横向きになると赤ちゃん降りてきやすいよって言葉を。

 

看護師さんに横向きにしてもらうと、一気に痛みが!!

もう逃しきれず、叫ぶしかない痛みが、もう一気に!!

 

だけど、残念…

それまでに体力を使い果たしていた私は、いきむ力が弱く、破水からの時間も経っていたので、先生を呼ばれ、吸引分娩となりました。

 

まぁ痛いのなんのって。

鉗子で広げられ、引っ張り出される赤ちゃん。お腹の上から看護師さんに乗られ。

「いきんで!」って言われるけど、そんな力なく…

為すすべもなく、勝手に生み出されました 笑

ちょうど朝5時の出産です。

 

分娩時間だけだと、長女より超が付くほど短いですが、二人目の方が本当にハードでしんどかったです。

 

何より、自分で産んだーっていう達成感がなく。

不完全燃焼な感じでした。

 

続く。