子育て中のお母さん、お父さん、お疲れ様です!
子育てをしていたら、最初にぶち当たる壁…「イヤイヤ期」。
子どもができるまでは聞いたこともないワードだったのに、子どもができるとあっちからもこっちからも入ってくる「イヤイヤ期」というワード。
現在「イライラ期」真っ最中のお子さんを育てている方や、そろそろかなーという方、プレママに読んでほしい!!
まず、うちの長女イチコのイヤイヤ期がどういうものだったのかご紹介します。
おそらく、イチコは軽い方です。ここに描いたのも、可愛らしいものを書きました。
可愛らしくないもので言えば、手を繋ぐのを嫌がって、手を振り払って道に飛び出す、お昼ご飯のお店を探しているときに「アイスが食べたい」と騒ぎ出し、店の床に寝転んで駄々をこねるなんてこともありました。
それでも軽い方だと思います。言葉が早かったので要求をしっかりと伝えられたためだと思います。大人の方も、なんならこの状況を「ちょwwウケるんだけどww」くらいの余裕をもって接することができていました。
ちょっと大人が先回りして予防線を張れば、回避できたことも多くありました。
一番ヒドイ時期は2歳8ヶ月から3歳直前でしたが、年少さんのGWが終わったとたん、すーっと落ち着きました。
そもそも「イヤイヤ期」とは何なのでしょう。
「イヤイヤ期」とは第一次反抗期のことを指し、個人差はありますが1 歳半くらいから始まり2歳くらいでピークを迎えるそうです。
反抗期と聞くと、中学生~高校生くらいの思春期に起こるものと考えがちですが、「自我」の目覚め、「自立」への意欲という点では、2歳児の「イヤイヤ期」も思春期の反抗期も原理は同じような気はしますね。
どちらも根底にあるのは「自己承認欲求」ではないかと私は考えます。
「どんな自分であっても認めてほしい、受け入れてほしい」
↓
自分の欲求が通るのか、一番自分を裏切らない人にぶつける。
↓
欲求が通らなくても、考えを認められたり、思いを受け止められることによって「大事にされている自分」を実感することができる。
↓
「自己肯定感」が高まることで感情も落ち着き、自立へとつながる。
この青で書いたところが「イヤイヤ期」(反抗期)なんじゃないかと思っています。
2歳児であればここに、「自分でやりたい」「こっちがいい」「あれは嫌だ」「言葉でうまく表現できない」などの感情が結び付き、もうどうにもこうにもいかない事態になってるのだと思います。
また、成長期には脳をイライラさせるホルモンが分泌されるそうです。
「成長してるんだなぁ」なんて思えば、少しは穏やかな気持ちで見守れるかもしれません…少しはね…
よく、育児書で見られる対処法は
1 危なくないことは、できるだけ「ダメ」といわずにさせてあげる。
2 「そうなのね」「こう思ったのね」と気持ちを受け入れてあげる。
3 「どっちがいい」「どうしたい」と選ばせたり、考えさせたりする。
でした。
うちで実践できたのは2と3。
1は無理でした…。
これは私の性格に原因があります。
私の性格は
細かいことまで目に付く。
せっかち(時間がかかることが嫌い)
散らかっている状態が我慢できない
食べ物で遊ぶことが許せない
です。
子どもに「ダメ」と言わずにさせていると…
時間がいくらあっても足りません。
部屋の中、散らかり放題。
食べ物を手で掴んで投げます。
液体は撒くものです。
この状況に私は我慢できないのです!!
だから1は諦めました!!
泣こうが喚こうが、ダメなものはダメ!!
おもちゃも、小分けにして手が届かないところに直し、一つづつ使って直させる(自分がしまう)を徹底し、自分の精神状態を保ちました。
手づかみ食べが脳の発達に良い…知るか!!
よごれるんじゃー!!食べさせてやるから黙って食べろ!!
と言わんばかりに、遊びだしたら片付けていました。
その代わり2と3についてはできていたと思います(笑)
スプーンを取り上げて食べさせながら、「そっかあ、自分で食べたいんだー…もう少し大きくなったらね!!」と、一応受容の態度。
何度も言っているうちに、諦めました(笑)
私が思うに、「自分の欲求が通るのか、一番自分を裏切らない人にぶつける。」この時期、子どもは、どこまで許されるのか試しているのではないかと思います。(子どもはいつもそういう面をもっています。母親や家族に対しての試し行為はここが最初なのでは。)
一度、許されたことは我慢させることが難しくなります。
自分がこれはされたら嫌だ、自由にさせた方がストレスが溜まるということは、させなくていいと思います。
止めさせるよりさせておいた方が楽という人は、それでいいと思います♪
ウチはいくら娘がイヤイヤ言っても自分が嫌なところは譲らないように育ててきましたが、気持ちを受け入れてもらえることが重要であって、実際に欲求が通ったかどうかはさして重要ではないとも感じました。
何が一番大事だったのか…
それは
子どもの気持ちをいち早く察知すること。
言葉が早かった娘ですが、父親やおばあちゃんには意味が通じなくて「きーーー!!」となることがよくありました。「なぜか母親には子供の言葉がわかる」という世の中のお父さんやおじちゃんたちがいますが、「なぜか」じゃないんです。
それだけ子どもといて、子どもの気持ちを読み取ろうとして、子どもの行動から目をはなさないから、必然的にわかるようになるんです。
「こういう言い方をしたらむくれるから今は何も言わずに見ておこう」
「冬服が着たいと言い出したらいけないから、目につかないところにしまおう」
「どっちがいい?と選ばせたらすんなりいくから、全部聞いてから自分が動こう」
「自分から『できない!!』と言い出した時に何がしたかったのか聴こう」
この時期は娘の行動と思考を常に予測して行動していました。
そうしているうちに娘が何をしようとしていて、何をしたいのか、何をしてほしいのかわかるようになりました。
そうしたら、それを口にだして確認するだけです。
自分の気持ちがお母さんに通じた!!それだけで落ち着くことが多かったと思います。
もちろん、泣きわめくのを引きずって帰ったり、よくわからないから別のことで気を引いてごまかしたり、ということも多々ありました。
でも、気持ちが通じた瞬間が増えていくにしたがって安定していき、そういったことも減っていきました。
私が実践した「イヤイヤ期」の乗り切り方は、
1 子どもを観察し「何をしようとしているのか」「何がしたいのか」「何をしてほしいのか」予測すること。
2 予測したことを子どもに確認する。
それだけでした。
一時的なものということを頭では理解していても、毎日ぶつかってばかりでは本当にイライラしてしまいます。
少し行動を予測し、気持ちを確認するだけで、自分にも子どもにも気持ちの余裕が生まれますよ♪
お試しあれ♪