遂に発表されましたMate 30 Pro
HUAWEI公式サイト(Mate30Pro)↓
昨年のMate20 Proと同じく、スマートフォンの新機軸を打ち出してきました。ライカレンズ(leica)のドイツでの発表!
ドイツは、10年前に旅行でミュンヘン空港に降り立った事があります。ビールとソーセージが本当に美味しかったです。笑
親戚がフランスとドイツの国境付近のストラスブールという土地に住んでいるので、こどもが成長したらいつか行きたいなーと思っています。
↑ストラスブールの様子(フランスとドイツの文化が融合されている都市らしいです)
Mate 30 Proのデザイン
さて、今回もHUAWEIのスマートフォンがテクノロジーでiPhoneの2年先までイッキに飛び越えて行ってしまいました。
カッコいい‥
カラバリは4色
Mate 30 Proのデザイン、カッコいいですよね。先週くらいに性能よりデザインで話題になったiPhone11と比べてどうでしょうか?
iPhone11 Pro
カメラの性能は?
HUAWEIといえば、やはりカメラの性能です。
公式サイト(camera)↓
P30 Proを使っていた頃は、ペリスコープカメラでよく月を撮っていました。笑
P30 Proのレビューはこちら↓日本でも最近docomoから発売されましたよね。
しかし旧モデルのP30 ProについてるペリスコープカメラはMate30Proには非搭載です。
その代わりというか、Mate30Proは動画撮影(ビデオカメラ)が強化されています。7680fpsのスロー動画が撮れるのは狂気の沙汰です(褒め言葉)。もう映画の撮影ができるレベルに達しています。
動画を強化した結果、ジンバルでお馴染みDJIともコラボレーションしていますね。
MateシリーズとPシリーズ
さて、HUAWEIのフラッグシップモデルといえばPシリーズとMateシリーズです
Pシリーズは写真に特化
Mateシリーズが真のフラッグシップモデル
と呼ばれていているように、現行発売している機種(P30Pro)の事も考えてMate30Proはうまく差別化しているなといった印象を受けました。
Mate30Proは暗所での写真・動画撮影はバッチリ。ペリスコープがなくても30倍ズーム。加えてチップ(krin990)の性能も良くなり、P30Proと比べるとよりバランスがいい端末に仕上がっています。
ハイスペックでありバランスがいい。1年前、Mate 20 Proが発表以降、他社のスマートフォンにも広角カメラや3眼レンズが増えました。iPhone11もこれに追随しましたよね。つまりMateシリーズはスマートフォンのスタンダードになったのです。
Mate30Proも今後のハイエンドスマホのスタンダードになって行く事でしょう。
懸念点はひとつ。Google Playが使えないようです
以下、ちょっとオタクお話。
iPhoneユーザーはアプリをApp storeというエコシステムからインストールしています。対してAndroidユーザーは基本的にGoogle playというエコシステムからインストールします。
ただ、Androidはアプリをインストールする方法がもう一つあって、APKファイル(Android application PacKage)をインターネットからダウンロードすればインストールが可能なのです。
よく考えてみたらWindowsのパソコンもApp storeの様なところを通さず、ふつうインターネットから直接ダウンロード・インストールしますよね。
今回のMate30シリーズ、なんとGoogle playが使えません。なので「Googleplay使えなくてもAPKあるからさほど問題ないのでは?」って言う人と「Google playないと不便」という人がいますが、大半が後者のGooglePlayがないと困る勢だと思います。
独自エコシステム(HUAWEI App Gallery)を世に広めていくか、Windowsのようにインターネットからの直接インストールをメジャーにしていくか、何にせよHUAWEIにとって長く険しい道のりになる事はたしかです。
GooglePlayが使えない背景に「米中貿易戦争」
Googleのエコシステムが使えない理由は米中貿易戦争か原因です。このHUAWEIに対する一連の制裁をHUAWEI問題とか言ったりします。
アメリカvs中国の構図ですね。前回のタクシー配車サービスDIDIの紹介記事でも少し触れています。
アメリカってほんと自己中な国です。他国のいち民間企業を、技術力が自国産業を上回ったというだけで国を挙げてイジメるなんて。
正直、Mate30シリーズはあまり売れないと思います。日本でも99%発売しないと思います。こんなに素晴らしいの端末なのに、アメリカの都合で世の中が不便になるのは実に勿体ない。
Mate30Proまとめ
アメリカの制裁によってのGoogle Playが使えない事への懸念はありますが、間違いなく他社のスマートフォンをリードする端末になっています。これ、今後のスタンダードになりますよね。きっと2年後のiPhone12(仮)はMate30Proの機能をここぞとばかりに搭載するでしょう。
普段使いにオススメできるかと言われれば微妙ですが、今後の動向に最も注目すべきスマートフォンである事は間違いないです。