なほちゃんはちいさい女の子です。となりのともこおばちゃんはなほちゃんの友だちです。なほちゃんがおとなりに遊びにいくと、大きい子たちが集まって、キャンプに行く話をしていました。
「ちいさい子は重い荷物を持てないし、すぐ泣くし、薪を集められないし、怖がるからダメ!」という反対を押し切って、キャンプに参加するなほちゃんですが…。
ちいさい女の子の成長物語です。
自分が子供の頃大好きだった一冊。娘にも読んでほしくて、3歳になってすぐに購入しました。
林明子さんの作画ですが、絵のタッチがいつもの林明子さんっぽいリアルな感じではありません。
だけど、キャンプ場での暗がりや、星空がうまく表現されているなぁと思います。
最後になほちゃんが自信満々で「わたし、大きい子のようにちゃんとキャンプできたよ!」と言うところが印象的です。
単純にキャンプが楽しそうで、ワクワクしながら読んでもらったのを覚えています。
この絵本を読んで、うちの娘はテントにハマり、約2週間ほどテントを広げてその中に寝ました 笑