子供の安全を守るために…

昨日は朝から痛ましい事件があり、亡くなられた方のご冥福と、心と体に傷を負った方々が1日でも早く回復されることを祈るばかりです。

 

このような事件があると、我が子を守るには、一体どういった手立てを取ることが有効なのか考えます。

 

保護者も数名側にいたスクールバスの停車駅で、突然襲われるなんて、防ぎようがありませんよね。

 

小学生は、保護者が学校まで送迎をするなんてことは、今の日本では不可能だと思います。

学校の狭い敷地内や、学校前の狭い道に送迎の車が毎朝ひっきりなしに出たり入ったりするなんてことは、物理的に不可能だし、共働きの保護者は、朝は送れても、帰り迎えに行くことは難しいでしょう…。学童も5、6年生になると入らずに、家に帰ってお留守番させている家庭もあるのではないでしょうか。

 

最近、登下校中の子供を狙った犯罪が増えてきているように思います。

夫は、娘が小学生になったらGPS付きのキーホルダーの様なものを持たせると言っていますが、こういった突然の暴力は防ぎようがありませんもんね。

 

今朝、娘を幼稚園まで徒歩で送って行きました。普段車の方が多いんですが、娘が歩いていくと聞かなかったので…。

 

地域の見守り隊の方々が横断歩道ごとに立って声を掛けてくださり、こうやって歩いて挨拶を交わして顔を覚えてもらうのも、防犯のためにはいいことなんじゃないかなーと思いました。

 

地域の結束力で不審者を追い払う、という話を昔、警察の講演会で聞いたことがあります。

犯罪をしようとする人間が一番嫌なことは、声を掛けられること

挨拶することが当たり前の地域では、不審な人物はすぐに目につくし、声を掛けられたら、その場から離れようとするそうです。

 

今回のような異常な事件や、大都会では効果はないかもしれませんが、毎朝すれ違う人、あまり見かけない人、様子がおかしい人、一人一人がとなりの人に興味を持って接することが犯罪を予防することになるのかもしれません。

 

危険な場所や、不審な人がいるといった情報交換の場、ネットワークを地域で作っていけたらなぁと思います。