- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお,Maurice Sendak
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/12/05
- メディア: ハードカバー
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おおかみのぬいぐるみを着てイタズラするマックスはお母さんに叱られて、夕食抜きで部屋に入れられてしまいます。
すると、部屋に木がどんどん生えてきて…
今日図書館に行って借りてきた本です。私は存在は知っていましたが、初めて読みました。
3歳の娘がかなりハマって、今夜だけで15回読みました。
「やさしい誰かさんってだれ?」
「いいにおいって、何のにおい?」と質問されて、答えられたのが嬉しかったみたいで、読む前に「まただれかさんってだれって聞いてね。」と必ず言っていました。
娘だけでなく、私も面白いな、と感じたところがあります。最後マックスが部屋に戻ると、ちゃんと夕飯が準備されていて、まだあたたかいままでしたというところから、初めて読んだ時は、夢オチねと思ったんですが、何度も読んでいくうちに、月が満ち欠けしていることに気づきました。
マックスが部屋に入れられた時は三日月だったのが、かいじゅうたちのしまでは満月まで満ちて、最後部屋に戻った時には少し欠けているんです。
もしかしたら、マックスはほんとうにかいじゅうたちの島に行ったのかもしれないね、と娘に話ながら読みました。
3歳でもしっかり聞ける量です。5歳から6歳くらいまでがオススメです。